SEでなくとも新入社員はじめ、多くの部下をもつ管理職の方にも、ぜひ読んでもらいたい。
芦屋広太氏の快作。
新入社員にとっては、入社後どのような仕事/対人スキルを
もとめられているのかがよくわかる指南書である。
管理職の方にとっては、部下とのかかわり方、
仕事上のもやもやしたうまくいかない原因の分析方法が詰め込まれている、
格好のマニュアル本として読めるだろう。
医者が患者を治療するという設定で、SEの症状・通院状況・処方箋の提示〜
と展開される。
そのユーモアですらすら読ませる本書はサラリーマンという枠をこえても楽しめる一冊だ。