2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『顔面考』

暗い夜道やヤクザとか怒り狂うお客さんの罵声には、私てんで不感症で、しらけるくらい怖さを感じないのですが、ホラー映画はダメなんです。 ここ一番の恐怖シーンが近づきそうになったら目をつむって耳をしっかと押さえてなにも見なかったことにするくらい、…

軍配団扇

以前もこの喫茶店で、うちわをいただきました。 夏限定メニューを注文するとサービスでついてくる、うちわです。 これはなんだったけかな、ジャスミンミルクティーあんずジャム添え、だったっけ。見たことない組み合わせだったので、もの珍しさに注文してし…

日ざし

今日は晴れ。 ここ数日で日焼けしてきてます。 やだよー。

昼風呂

シャンパンかた手に朝ジャグジーとはいかないまでも、光の射す時間に入るお風呂とは、ちょっと贅沢な心持ちがしませんか。 会社まで通勤2時間かかる私の、今日の派遣先は年一回あるかないか七夕の巡りあわせ、自宅すぐそば。 明るい時間に、マイホームへむか…

驟雨の日

なんなんだ? 断続的に激しい雷雨がつづく。 前置きの無い、降りはじめの急さ加減。

俄雨の日

音ききながら本読む。 肉豆腐作ってます。

雨の日

雨が降ってます。 気持ちいいなぁ。 休んでるって気分満喫。

曇りの日

3年ぶりに連絡をくれた方と、ここ二週間ほど毎日文通した。 近況報告など。 互いの都合がついたすき間、お茶飲みがてら久しぶりにお会いした。 顔をみたら思い込んでいた人と別の人だったのでびっくりした。 自分の天然力に。

晴れの日

知人の携帯にかけるとき、名乗らない人は結構多い。 誰からかかってきたか分かってるだろうという前提らしい。 これ困るう。 旧知の友な勢いでドンドン話しが続く。 軽快に相づちを打ちながらひとしきり話を合わせた後に、今さらどちら様でしたっけとは、聞…

『八甲田山死の彷徨』

とまれ、この遭難事件は日露戦争を前提として考えねば解決しがたいものであった。 八甲田山死の彷徨 (新潮文庫)作者: 新田次郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1978/02/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 60回この商品を含むブログ (100件) を見る 装備不…

マイシャガール美術館 -5-

--- 聖書の世界 --- 宅内を彷徨う内、この場に充満している、息詰まる、静止しているかのような・・現実感のない空気にのまれてしまう。 遊園地のマジックハウスに閉じ込められたような。ワクワク感と不安に包まれる。 * この美術館には、私が体験したこと…

マイシャガール美術館 -4-

--- 私と村 --- 家主は、それからパタパタ・・細心の注意を払いスリッパの音を立てないよう気遣いながら、せわしく館内を移動し始め、準備にとりかかっているようだった。 * しばらくすると細い音量でBGMが流れだした。ドビュッシーのピアノ小品集。それか…

マイシャガール美術館 -3-

--- ベルシィ波止場 --- 真っ暗な美術館の前に記されている案内文を確認する。営業時間は、金、土、日、月の11時〜16時半。今日は金曜日。まだ16時半になってない。てことは、今いける? * 『インターホンを押してください。2箇所あります。2箇所とも押して…

マイシャガール美術館 -2-

--- ニースの空の婚約者たち --- 向かう途中、“マイシャガール美術館”という、営業してるのかしてないのか皆目わからない美術館をみつけた。 * みつけた、というよび方がぴったりな感じの、ほんとよくみつけたね、というくらい奥まったところにある美術館。…

マイシャガール美術館 -1-

--- 赤い花束 --- 「データベースに接続できません。ってエラーがでます」 電話で尋ねながら数箇所確認してもらっても復旧しない。 * ただでさえ暑いのに小雨が降り続き(めんどうなんで傘差してない)、蒸し蒸し、汗と雨がはりつく。 いっぱいいっぱいのス…

『レインツリーの国』

等身大な内容で、普段、心に想っているようなことが文章化されていて最後までぐーっと引き込まれました。 いくつか山場があり、今日は午前中、大阪環状線でちょうどその山場のひとつにあたってしまい、なぜか涙が出そうになり難儀しました。電車で泣いてる人…

『すごく頭のいい人の生活術』

成毛眞 著『本は10冊同時に読め!』って本のタイトルに共感して買ってしまったことがありました。 今の私は、相も変わらず10冊〜ほど同時に読んでいますが、語調の強い成毛さんに一喝されたがためビビッて10冊同時に読んでいるわけではなく、知らん間に、本…

『2009新潮文庫の100冊』

60ページほどの小冊子、 TakeFree。 夏休みへ向けこの時期どこの本屋さんにも たくさん置いてあります。 『大学入試センター試験過去問レビュー国語』と同じ理由で、 私のツボ。 『2009新潮文庫の100冊』 厳選100冊の要約や読みどころが、 176文字で紹介され…

『悪の恋愛術』

今までに読んだ福田さんの“悪シリーズ”がずっとヒット。悪の恋愛・・?なら、ぜったい面白いはず・・読まなければ。と、手にしました。 結論から言うと良書です。とくに恋愛に悩む女性には、とてもためになると思います。 しかし、男女関係なく人との関わり…

『汝の名』

時間があったので読みました。 汝の名―WOMAN作者: 明野照葉出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/08メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る 映像化したら面白いかも。 構成や内容はスリリングでお茶の間の娯楽向きかな。

サラダ

某ファミレスのサラダ。 んんーーーーー。 なんだかなぁ。サラダはねぇ、こんなお上品に食べるものではないと思うんですよ。 野菜ってのはもっと、がっつりと喰らうべきものなんだと、思うんですよ。 ぜんぜん足りない。

『先を読む頭脳』

たぶん、私は賢そうな人が好きです。で、賢いことを自分でよくわかっていないような、ほっといたらあるがままに賢いだけな。当人気づいてないーというような抜けた人が好きです。 羽生さんは、ちょうどストライクゾーンです。なぜなら、私は何度も羽生さん企…

『不実な美女か 貞淑な醜女か』

米原さんの文章は、密度が濃い。 ふつう一文と一文とのつながりの間にある、その他の一文には予定調和的な使い古された言葉がはさまっているものであり、読者はそこで安心して読み飛ばして次の一文にかかるものなんだと思うのだけど。 彼女の文章は緊密に全…

いつもの本屋さん

外回りの営業のようなことを生業としていますので、本屋さんへ立ち寄るのは、自然、営業先へ向かう道中のポイントとなります。 私が出没しやすいポイント地点は、ここ半年の統計から申し上げますと、 ・大阪駅前ビルのブックファースト ・阪神百貨店となりの…

『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』

『夜をゆく飛行機』で初めて角田光代さんという方の文章に出会ってから、角田さんの著書をちょこちょこ買っては読んでいます。 キレのよさとふつう感とが絶妙に融合していて、「とくにぐーたら感は私に通ずるところがある」とか勝手に親近感を覚えたりなんぞ…

『生きて行く私』

脈絡なく本を選んでいるつもりでいても、文中で人と人との不思議なつながりに出会い、はっと胸を突かれることがあります。その時々、無意識のうちに縁の通ったものを選んでいるのかもしれません。 食べ物のうんちく話が読みたいという食意地から選んで面白か…

三輪そうめん

きょうは休日出勤。お昼はそうめん。 会社の前のコンビニで買ってきました。 ぶっかけタイプ。 つゆがまんべんなくゆきわたるように 麺をほぐします。 photo1 錦糸卵、かまぼこ、青ネギの3色盛。 どの角度から見たら全体像が うまく伝わるでしょう。 割り箸…

万願寺唐辛子しば昆布和え

いつぞやの高野豆腐ピーマンと似ていますが、今回は万願寺唐辛子です。 万願寺唐辛子とは、ゆうたら、ピーマンとしし唐の合いの子みたいな味わいの京野菜です。ぜんぜん辛くないです。たまに当たりがあって辛いらしいのですが、私は数年来、もりもり食してき…

『行動することが生きることである』

無条件に元気の出る本です。 これまで宇野さんが発した言葉のおいしいところを、生き方についての知恵と表して343項目抜粋してあります。 生き方についての343の知恵 行動することが生きることである (集英社文庫)作者: 宇野千代出版社/メーカー: 集英社発売…

『贅沢な読書』

福田さんは、ほんとに、本が好きなんだなぁ・・。 読書に対するスタンス、じつに、共感できます。 贅沢な読書 (ちくま文庫)作者: 福田和也出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2006/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見…