2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ポークウィンナー

例年ほど暑くはないとはいえ、徐々に蒸してくるここ数日です。 男性から「日傘差さないの?」ときかれました。そんなことを気にする男性の発言に、びっくりしてしまいました。たしかに、お洒落な日傘を差して、シャナリシャナリと歩いている女性はたくさん見…

いまそかり

何が言いたかったかというと、ラ行変格活用のあり、をり、はべり、いまそかり〜が、いかにも、あり、をり、はべり、おおあさり〜 に聞こえるよなぁ、っていう話。 大あさりは私の大好物で、福良の炉端で炭焼きされているのを見た瞬間から「これは絶対食べな…

アオリイカをはべり

あんまり楽しいので、仕事のことはほうっておいて、観光客に交じり足湯温泉を満喫する。福良って、こういうところだったのね・・。バス停をちょっと離れ地元の町並みへ分け入ってゆくと、ただただ山と緑があるばかり。 歩いている間に、ひやっと冷気を感じた…

福良にをり

「福良」。ってどこ?まったく現地の様子が想像できない二字熟語。 福良へ行ったことのある方、数名へ尋ねてみたら「車でなら行ったことあるけど」という御返事。あーー私は運転ができないのだ。さんざん、他人の運転をこきおろしている割には、こういうとき…

大阪にあり

私は車の運転ができないくせに、人の運転にはうるさい。 仕事で助手席に乗る機会が多い。ああっそこで加速したらあかんやろぉ!あーっそのタイミングでブレーキ踏んだらうざいやろ〜!ああーああーこの流れと信号の加減で、この距離感はスマートじゃないだろ…

がんばらない

今年の目標は“がんばらない”。 文字通り、がんばらない予定である。なんとか今まで半年間、がんばらないようにがんばってきた。 がんばっているか、がんばっていないかのボーダーラインは、自分の起こそうとしている行動が、テンポよく乗るか否かである。な…

ダンゴムシ現象

私はこれを“ダンゴムシ現象”と呼んでいる。 住みなれた環境が一変するとお尻のすわりが落ち着かないのは、昨日アフリカ大陸から日本の動物園につれてこられた珍獣だけがもつ哀しみではないだろう。 いままでのやり方あらため新しい仕組み、枠組みがあらわれ…

窓をあける

旅館の宿泊部屋から。 ふだん、窓をあけ放つと非難を浴びるので、適宜、自粛している。 風の強いとき。雨が降っているとき。空調がかかっているとき。窓をあけていると、必ずその場にいる人から「閉めてよ、でないと○○だから」と不満を表明される。反論する…

伊豆

三島由紀夫の作品は文体がうつくしい。 「ここが川端康成の“国境の長いトンネルを抜けると・・”の舞台となった名所です」と言われたら、どんなふうに反応しますか。 一応感心する、あるいは、いちいち教えてもらわなくても知ってるよと、したり顔で聞き流す…

想定の範囲外(Ver2.0/2.0)

しかし、英語がたくさん羅列してあるようなエラーメッセージは、もはやメッセージとかいう代物ではなく、読む以前に眺める気すら起こらないというのが人情であろう。そこをなんとしても頑張って読んでいただきたいのである。先日、こんな私の心配を軽々と乗…

想定の範囲外(Ver1.0/2.0)

私はコールセンター係である。エンドユーザのパソコン周りトラブル対応を数年も続けていると、たいていのヘルプコールには即答できるようになる。それは私の頭の中にFAQが蓄積されてきたから、という見方もできるが、エンドユーザのレベルが上がったためと考…

愛しの歯医者さん(下)

歯医者さんへ行きました。 いつもと変わらない。可愛らしい歯科衛生士さんへ目礼のみ、無愛想に無難な挨拶を交わして診療台へ。ん・・いつもと様子がちがう・・。歯科衛生士さんが半笑いしていらっしゃる。ここまでの私、診療台へあがるまでの私の挙動に、何…

愛しの歯医者さん(上)

私の秘密。それは、歯医者さんが大好きなことです。 歯って、絶対修復しないでしょう。虫歯になった箇所は削るだけのことですし。わかっていながらも、一回限りの命である貴石を対症療法とはいえ、治療してくださる技術の持ち主には感謝の気持ちでいっぱいに…

納得

今日の電話で、自分が出来損ないだということがよくわかった。

『2ちゃんねるはなぜ潰れないのか』

対談が載っています。先日読んだ羽生善治さんの対談集とは毛色が異なっていて、笑えました。羽生さんの対談もひろゆきさんの対談も、複数の方とお話されています。 羽生さんの場合、相手のフィールドや性格にあわせて、相手が調子に乗ってしまうくらい上手い…

『わかったつもり』

受験時に問題文を読み込んだり、ディベートで論破されないために専門書やニュースを頭に入れる、といった環境下で奏功する一冊。いかに正確に文脈を読み解くか。思い込みのまま読み飛ばした箇所はないか。書かれている文字列を有機的に文脈としてつなげる作…

『ワーキングホリデー』

後半、感情移入しすぎてウッと涙出そうになりました。小説読んで泣くことはあまりないのだけど、。いや、前言撤回します。涙出ました。 ワーキング・ホリデー作者: 坂木司出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/06/27メディア: 単行本 クリック: 30回この商…

『おいしいハンバーガーのこわい話』

ハンバーガー、学生時代をこしてからは食べていません。きっとおいしいんだけどね。ご飯として食べるにはお粗末な気がする、かといっておやつとして食べるには、栄養分を過剰摂取してしまうような気がする。平素、お昼にファーストフード店へ行くといつもハ…

三島由紀夫

三島由紀夫という人の中に、どんな崇高な理想があったのか。あるいはどれだけ世俗的な部分や、眉をひそめる過激的なきらいがあったのか、ウザイ人物であったのか。これは本人にお会いしたことがないのでわかりません。直接に知ることのできない情報であれば…

『光と物質のふしぎな理論』

ファインマンさんの本なら、 面白くないわけがない・・! 大貫昌子さんの訳なら、品質は保たれているはず・・! 手にするのに、一切迷いはありませんでした。 光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学 (岩波現代文庫)作者: リチャード・P.ファインマン,Rich…

大雨

大雨が降りました。 降ってました。昨晩から。一睡も・・!できませんでした。 水色の傘をさして会社へゆきました。 雨があがっていたので傘は持たずに部屋へ帰りました。 帰ると、読まれなかった朝刊が、 ビニルにつつまれて玄関へ投げ出されています。 雨…

『青山物語』

清水義範のパスティーシュ脳は、 若かりしころの、ここに、ルーツがあったんですね。 得心しました。 青山物語1979―郷愁 完結編 (光文社文庫)作者: 清水義範出版社/メーカー: 光文社発売日: 2004/01メディア: 文庫この商品を含むブログ (6件) を見る 青山物…

『「話して考える」と「書いて考える」』

これまでに読んできた氏の作品の印象には、読者に媚びない、 自身の想うところを率直に表現している (書き言葉に則った率直さと、それゆえのわかりにくさ) ような、部分があります。 本書内で引き合いにも出されていた、『魔の山』トーマス・マン に似た心…

『人生の教科書〈人間関係〉』

この手の本、つい買ってしまいます。 文章読本、プチサイエンス本、ビジネス系啓蒙本は、 うしろめたい気分になりながらも、つい購入・・。 読んだことのある内容しか書いてないのに、 なぜ買ってしまうのか。 人生の教科書「人間関係」 (ちくま文庫)作者: …

『滴り落ちる時計たちの波紋』

これを読んでしまってもいいのかな、 と思いました。 滴り落ちる時計たちの波紋 (文春文庫)作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/06/08メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 58回この商品を含むブログ (34件) を見る 文学史史上ではのちのち…

『恋は痩せたもの勝ち』

健康診断へ向けてダイエットにチャレンジ している私にぴったりな本でしたー。 恋は痩せたもの勝ち (知恵の森文庫)作者: 笠原真澄出版社/メーカー: 光文社発売日: 2005/01/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (15件) を見る 良書…

『簡単に、単純に考える』

いくつかの対談をまとめたものです。 ハイレベルなところで対話している、 見えないエネルギーが火花し合っている、 みなさんとても賢いことはよくわかる、 それはあたりまえなんだけども、、 簡単に、単純に考える (PHP文庫)作者: 羽生善治出版社/メーカー:…

『グラスホッパー』

伊坂さんの作品は、ハズレがない。 グラスホッパー (角川文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2007/06/23メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 172回この商品を含むブログ (523件) を見る 文体にしろ、形式に…

PC管理の自業自得(リスク無回避〜後編〜)

一時間おきにMicrosoft社からの警告メッセージが 現れるようになったその日から、 なんか嫌な予感がしたので、 PCの年月日時を去年(2006)に戻しておいた。 もし、ウィルス(と仮に呼んでおく、 じゃなかった・呼ばせて頂いてます)、 のプログラムが、 感染…