『決定学の法則』
判断する、決定する、
そしてそれを行動に移す(あるいは行動に移さないという判断)、
当人の総合力が問われますね。
日々の、ちいさなちいさな判断の積み重ねが、
今日のその人の状況を生み出し、
お顔や身体や、言動や生活に体現されてしまうんですね。
えっと、この本はもっとロジカルに書かれています。
- 作者: 畑村洋太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 文庫
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牛丼チェーン吉野家社長との対談も載っていて面白いです。
この対談部分、なんで面白いのかなと考えてみたら、
吉野家社長のお話しする決定工程に妙な実感がこもっている点も
さることながら、
自分の判断に対して責任を持つ、結果から逃げない、
次の判断をくだすために痛い現状を事実として
まず受け止める・・あー、これ。これです、
この吉野家社長の姿勢に、
読んでいて何かストンと腑に落ちたからなんだなぁ・・。
「判断」を誤る人って、無意識のうちにしろ、
責任や悪因を自分以外のものに求めてしまう人なんだよねぇ・・。
えっと、すみません、この本は、もすこしちゃんと技術的に
構造的に書かれています。