『アンネ・フランクの記憶』

アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)

アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)


誰かと会う時間をとること。


相手の時間を、こちらの目的や要求にあわせさせて拘束することに最大限の申し訳なさと恐縮を感じてしまいます。


仕事は時間の配分がすべてで、それも複数の相手との時間のすりあわせが必要になってくるので、自然、“私と私が関わる人達の都合”と、“相手の感情面含め諸処都合”との妥協ゾーンで、互いの時間を調整しなければならなくなってきます。


したがって、仕事における時間の調整は、
『相手の時間を、こちらの目的や要求にあわせさせて拘束することに最大限の申し訳なさと恐縮を感じてしまいます』


の私の感じ方とは相反する活動になってしまうわけです。


ですが、それを言っていたら仕事が栓づまりしてしまうので、勤務中は、あえてずうずうしく自分の都合を押し付けることに徹しています。
相手も、どこで線引きしたらいいか迷うこともあるようなので、こちらが強引に押すくらいでちょうどよいようです。


・・と思わなければ申し訳なさすぎてやってられません。
仕事だからと思うことが、自分を納得させるための免罪符です。