『偶然の祝福』

偶然の祝福 (角川文庫)

偶然の祝福 (角川文庫)


6年ほど前にもどこかで書いたことがあるけど、私は巻末にある書評や解説が嫌いです。


同書籍内に名前が載ったら箔のつきそうな、著名人やら識者やらに、上から目線で『成長が楽しみである』とか『今後も期待したい』とか言われたってねぇ。


いや、私はこの本が、この作家が、このタイトルが、良い感じだから読んでいるのであって、あなたが成長を見守ってくれてなくっても、ちゃんと面白いですよー。口出しせんといてください。・・って思ってしまう。


はたまた、本文を読みさえすればわかるあらすじをご丁寧に要約しておいて、
『これ以上書くとネタバレしますから続きは本文を読んで下さい』
とか・・・・ダルい。その程度の要約、作文なら小学生バイトライターでも書けますって・・。


後光をつけるのが目的なんなら、まぁいいけどさ。


出版社から頼まれて仕事でやってるのだろうから、いろいろ大変なんだろうけど、もっと、対等以上な目線で、心からの文章だけを、綴ってくれないかなぁ。