『どくとるまんぼう医局記』

どくとるマンボウ医局記 (中公文庫)

どくとるマンボウ医局記 (中公文庫)


ゴールデンウィーク中に読んだ数冊の本の中で、この読書デーズの枢軸をなしていた本。
自分の部屋の中にあった本を漁って、波長が合いそうだったのでこれにしました。10年前くらいか、20年前くらいか、ずいぶん前に読んだけど、内容ほとんど忘れてるから再度楽しめるだろうと、また読むことに。たぶん私が買った本ではなくて、母親が買った本(かな?挿絵の古さ加減から)。

北杜生氏のどくとるまんぼうシリーズは、知的好奇心も満たしてくれつつ、軽いタッチのエンタティメント性もありつつで、入りやすい。

この本は軽いエッセイだけど、ちょっと前に読んだ真面目な長編小説『閉鎖病棟』帚木蓬生著 と内容的に重なる部分が多かったので、ちょうど、教科書読んだあとに参考書で復習した感じ(!?)の感触でした。