『惜しみなく愛は奪う』
読んでいて、文調がニーチェにありがちな上から目線だなと思っていたら、ニーチェの文献が文中に引用されていたので、ああ、当人も影響されての、そのノリか、と得心しました。
- 作者: 有島武郎
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1980/12
- メディア: 文庫
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自分の本棚から読み直した本なので、たぶんむかしに読んだのだろうけど、内容をすっかり忘れていました。
この本に書かれているようなとおりに物事を思考していたら、日常生活がおろそかになりそうなんだけど。
考え事が趣味な私としては、乾き物のおつまみみたいに何度でも読める本かもしれません。