『指導者の条件』(3)

・指導者はその団体でいちばん謙虚で感謝を知る人でなくてはならない


著者がこの言葉をとても大切に思っているようなので、
あらためて上に記しました。
そのとおりだと、私も思ったからです。


(ただし、“指導者”と呼ばれる人はこのように考えていなければならない、
 とまで断言はできません、私は指導者の経験値がないので、)


さて。


本書はポケット辞典みたいな装丁です。
ビニールのカバーが、なんとも心憎い。
コンパクトで携帯に便利です。


強いて難点を言うならば・・
緑に白抜きの『指導者の条件』っていう堂々たる明朝体のタイトルが、
私が電車で立ち読みするには、ちと生意気ぽいかもしらん、、
それくらいかな、、。


指導者の条件

指導者の条件


※以下、本書【内容索引】索引より部分引用


==力強い活動を生むために==


*怒りを持つ
 指導者は指導者としての公の怒りを持たなくてはならない


*祈る思い
 指導者は何ものかに祈るというほどの真剣な思いが必要である


*使命感を持つ
 指導者の力強さは使命感を持つところから生まれる


*好きになる
 指導者はその仕事が好きでなくてはつとまらない


大義名分
 指導者はまず大義名分を明らかにしなくてはならない


*正しい信念
 指導者は何が正しいかを考えつつ信念を養い高めなくてはならない


*天命を知る
 指導者は自分の力を超えた運命というものも考えてみたい


*独立心
 指導者は自他ともの独立心の涵養を心がけねばならない


*勇気を持つ
 指導者に必要なのは匹夫の勇ではなく正義に立った大勇である