『思考の整理学』
よくものを考える人が長文ブログを書くと、
この本のような雰囲気になるのではないでしょうか。
さまざまなテーマについて、著者の思うところを
書き綴ってあります。
- 作者: 外山滋比古
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1986/04/24
- メディア: 文庫
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「エディターシップ」と題する章で、
作品の編纂に関する考察があります。
ならべる順序や、表現媒体如何によって、
一作家の小作品・エッセイ集がおもわぬ輝きを放ったり、
新しい意味を持ったりするというのです。
(だからこそ、編纂者は、筆者本人と同等、
いや、それ以上に文章や編集の能力が求められるのです。
これが文章と思考整理の不思議・・)
今さらいうまでもなく、ネット上にはブログが溢れていますよね。
これらの記事、並べなおし整理して、単行本にしてみたら、
けっこう面白い本になるだろうなぁと思うブログもあります。
古典や新書に引けをとらない厚み内容おもしろさを含んだ文章が
たくさんあるように思います。