『発達障害の子どもたち』

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)

発達障害の子どもたち (講談社現代新書)


発達障害の子どもたちを普通学級で学ばせることは、果たしてよいことか否か。という点が大きくとりあげられています。発達障害の子どもたちを無理に普通学級で学ばせちゃいけない!・・そうです。


うーん。たしかに、「無理に」は、良くない。賛成です。が、


普通学級に入るかどうかよりも、それ以前に、本人が自己評価を不当に低く持たないような環境が必要だと思います。もちろん、発達障害の子どもだけでなく、大人でもそうです。


まずは、身近な肉親などが、本人を尊重し認めることです。周りのたった数人でよいのです。たった一人でも。“発達障害の子どもたち”でなくたって、必要とされず認められず褒めらず尊重されなかったら、誰だってまぁ卑屈になって実力の1割も発揮できずに埋もれてしまうでしょう・・。