『芝桜』

芝桜〈上〉 (新潮文庫)

芝桜〈上〉 (新潮文庫)


芝桜 (下) (新潮文庫)

芝桜 (下) (新潮文庫)



いつも立ち寄る本屋さんにて仕事で移動中に購入。


上巻、下巻とも500ページほどの分量があるので、
気が乗らなかったら下巻まで読みきれないだろうなーと。


とりいそぎ上巻だけ買ってそれで面白かったら
帰りに下巻も買おうかいなという甘い算段でした。


ところが、電車で上巻読んでたら、これが案外とハマって
すぐ読み終えてしまって、
しかし仕事が忙しく楽しいこの時期、
今度は仕事のことで頭がいっぱいになり、
帰りに下巻を買うのを忘れ、
翌日は予定があわずその本屋さんへ寄れず、
他の本屋さんにも置いてなく。


そうこうだらだらしているうちに
下巻のないまま土日休みに入ってしまって、
先週は本の続きが読みたくてしょうがないという難儀な週末を送りました。


あたかも水道水が飲めない外国に滞在中、
“水飲みたい!けどペットボトル買っとくの忘れてたーっ!!”
って深夜になって自己嫌悪に陥っているときのような不自由感です。
抵抗できない無念さみたいなものです。


なんでも揃う日本国の、このご時世なのに。
読みたい本の一冊も手元に持ててない状況なんて、、
まぬけすぎる自分。


週明けにちゃんと買って下巻を読みました。


満足。