『破獄』
息つく間もないまま、読破しました。
これがノンフィクションですか、ほんと、すごい・・。むー。
(主人公の名前が、新田次郎 某小説の登場人物と同じで、しかもキャラクターがかぶっていたので、「お?」と思いました)
- 作者: 吉村昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1986/12/23
- メディア: 文庫
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内容とはまったく関連ありませんが気になって仕方がなかった点。
小説中の動詞、等がことごとく、ひらがなです・・!
文中に、戦争に関する小難しい漢字、熟語、専門用語がたくさん出てくるので、バランスをとるためなのかどうなのか、通常の文章がほとんどひらがな、なのです。
きこえる
あつまる
つたえる
まねく
くる
かれ(→ 彼)
うける
もとめる
みとめる
なれる
一般書籍としては異常なくらい、漢字として見慣れた漢字言葉が、ひらがなで印刷されています。
全体としては、専門用語の漢字がややこしく詰まり過ぎているので、多めにひらがなを使わないとページが真っ黒になりそうですから、よいバランスになっています。
ひらがな印刷するガイドラインが気になって気になって、その点でもハラハラして楽しめました。