『無銭優雅』
表紙が素敵じゃあ ありませんか?
このレトロチックなカバーをみているだけで、数時間過ぎてしまいます。
「無銭」「優雅」を組み合わせ『無銭優雅』なんて、画数が多い点、なにげに古風で、しかも組み合わせ方が楽しくて、うっとりする四字熟語だなぁと思います・・。
- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2009/08/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
山田詠美さんのお名前は、実によい画数で、見た目にも美しい。
「詠」は、無条件に良いです。
そして「美」。
名前の中に「美」がある女性は幸いなるかな。
女性は美であることが存在意義そのものですからね。
姿かたち、思考思想、いずれかにおいて、「美」であることは、周囲の人にとって、もちろん、自覚していないかもしれませんが本人にとっても有益です。
山田詠美さんの著書には、初期の作品から一歩も半歩も妥協せずに、一貫して、同一のメッセージが、ただただ飽きもせず、こんこんと織り込まれています。
読み続けてゆきたい作家です。