『本を読む本』

本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)


本の読み方の、良い手引書です。古典だけども、何時の世にも通じる読書姿勢が説かれています。おそらく、本好きな人にとっては面白く感じられるだろう、納得できる内容です。


ただ・・論調が感情的すぎる・・。子供っぽい、というのかねぇ・・大人がダダこねている感じもしてしまう口吻なので、苦笑いです。翻訳の問題もあるのかもしれないけどね・・。


“自分以外の人間は本の読み方を知らないようだから私がわざわざ教えてあげましょう、思考の浅い読書に慣れないみなさんには理解できないだろうけどね”・・的な上から目線で終始論じられるので、ちょっとうっとおしい。


この本を読んでいる間中、ワンワンワン・・・・もぅええって・・・・静かにふつうに話してくれよ・・と、突っ込みたくなるようなダルさがありました。


体力のあるときに読んでみてください・・(笑)