『戦艦武蔵』

戦艦武蔵 (新潮文庫)

戦艦武蔵 (新潮文庫)


クールです。

国際政治上秘密裏に潜水艦を造る政府の動きと、製造現場の生々しい描写が、淡々とした筆致で描かれています。

媚びない冷めた文章、内容で読ませてくれます。
テーマは違いますが、感触としては『海と毒薬』遠藤周作 の印象と似ています。