三方よし

三方よし:売り手よし、買い手よし、世間よし
近江商人の行動哲学



今で言うWin-Winな関係のビジネスです。
あ、Win-Winって言葉自体は、流行遅れかもだけど、、、、
考え方は、共感できて、好きです。




仕事のつながりの中で、どこか一ヶ所だけが不満を溜め込む(一方でどこか一ヶ所だけが得するケース、)というのは長続きしないと思います。


局所的にみればマイナスの部分もある、けれどそれを呑んでしても得られるプラスの部分があって、トータル経済的にはトントンな収支で、かつ、取り引きする相手との信頼関係があれば最高です。


この“三方よし”の理想形では、誰もが心から喜び利益を得て不満をもたないことになるんですよねぇ。
そうあるために近江商人が堅持してきた哲学、厳しくて素敵ですね。


いろんなやりとりの中で、なんとなく相手の姿勢は感じとられてくるものです。
感情的に嫌な相手だったら、たとえ自分が経済的に得する取り引きであっても、「うあーもう関わりたくないよっ!」となるのが人情じゃないかな。
近江商人のように、相手や全体の利益を考えることが根本にあれば、当然相手からも信用されていたでしょうね。




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近江商人は神仏への信仰が篤く、規律道徳を重んずる者が多かった。様々な規律道徳や行動哲学が生み出され、各商家ごとに家訓として代々伝えられた。成功した近江商人が私財を神社仏閣に寄進したり、地域の公共事業に投資したりした逸話も数多く残されている。
引用:Wikipedia
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近江商人記念館・八年庵へ行ってきました。


質素倹約の近江商人、とはいえ、一人暮らしの我が家に比べると(笑)近江商人のおうちはなかなかに広かったです・・!


てか、めちゃ広いです!


お屋敷をぐるっとまわって、二階も自由に出入りできます。
私は食いしん坊なので、台所が気になりましたー。


台所のとなりに、陽当たりのよい畳のお部屋があり、「あーここでご飯食べたらおいしそうだなー」って思ってしまいました。






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